RELEASE
2015.07.03

「ゼクシィフェスタ」へVR体験ブースを出展しました

リゾートウェディングに特化したイベント「ゼクシィフェスタ」にVRアプリを出展しました from Recruit Tech. ATL on Vimeo.

こんにちは。たまにしかブログを書かない男、@kkawamuraです。
ATLではVR(Virtual Reality:仮想現実)やAR(Augmented Reality:拡張現実)などの技術やデバイスをサービスへ活用することも検討・検証しています。その一環として昨年よりOculus Riftでのアプリケーションをいくつか開発していたのですが、今回縁あってリクルートグループのブライダル媒体であるゼクシィのイベントをお手伝いすることになり、出展してまいりました。

今回出展したイベントは2015年6月20日、21日に行われた「ゼクシィフェスタ 海外&国内リゾートウェディング」です。リゾートで結婚式をあげることを検討されているカップルさん向けの、人気のリゾートエリアの魅力を知ることができたり、具体的なプラン相談なども可能なイベントです。我々は、リゾートウェディングを検討はしているが場所はまだ具体的に決めてないというお客様をターゲットに、各リゾートを疑似体験できるアプリを制作し、出展させていただきました。

アプリケーション自体は360度撮影した動画/静止画をOculus Riftで見せるというシンプルな展示でしたが、多くのカップル様にブースに立ち寄っていただき、なかなか好評でした。来場者の皆様にはまだVRヘッドセットを体験したことがないというお客様も多かったようですが、来場者のみなさんの反応をみていて、VRやHead Mount Displayというデバイスの可能性を感じました。
イベントの様子はいくつかのメディアにも紹介していただきましたので、こちらもご覧ください。


リクルートテクノロジーズ ATLでは引き続きVRのサービス活用を推進していくことを考えております。

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RELEASE
2015.06.02

RedPen による文書検査用 REST API


ATL の伊藤(takahi_i)です。
前回 RedPen をご紹介した時にはバージョンが 0.6 でした。その後大きな改良が加えられ、 現在のバージョンは 1.2 となっています。
本稿では RedPen のサーバについて機能について解説します。 当時 RedPen はコマンドラインで利用のみを想定していましたが、現在ではサーバ機能の開発に多くの力を注いでいます。 RedPen サーバは Web UI だけでなく、REST API も提供します。RedPen の REST API を使うことでユーザは RedPen をローカルの環境にインストールすることなく文書検査をおこなえます。 RedPen サーバ API の特徴の一つには、柔軟な設定があります。 つまりユーザは文書の検査を自分の規約(設定ファイル)にあわせておこなえます。 さらに今回解説する RedPen サーバは、 Heroku ボタンを利用して数クリックで構築できます。構築方法については本稿の後半で解説します。

RedPen サーバ Web UI


最新の RedPen サーバは以下の URL で試せます。

https://redpen-1-2-0.herokuapp.com/

以下は現在の RedPen サーバの Web UI です。
redpen-ui

RedPen server

上記の URL を開くと、左のボックスにサンプルテキストが表示されます。 サンプルには複数のミスが存在します。エラーは RedPen によって検知され、 結果が赤い下線となって表示れています。左下のボックスにはエラーの解説が表示されています。 手持ちの文書を左上のボックスにペーストすると、ペーストされた文書に対する検査結果が表示されますので 一度試してみてください。また、ボックスに貼り付けた文書は編集できます。RedPen サーバは文書が編集され たのを検知すると、自動で検査を開始します。
さらに右のボックスで RedPen の設定を行えます。具体的には機能(Validator)と文字(シンボル)の設定が行えます。 RedPen の詳しい設定については RedPen のマニュアル を参照してください。

RedPen サーバ REST API


RedPen サーバは REST API を提供します。REST API を利用するとこで、ユーザは RedPen の機能をローカル環境に インストールすることなく利用できます。 現在 RedPen サーバ API は三つの機能を提供します。
  • /document/validate
文書をユーザの設定にあわせて検査し、結果を返します。
  • /document/validate/json
機能は /document/validate と同じなのですが、設定が JSON フォーマットとなっています。
  • /rest/config/redpens
言語ごとに予め設定差された RedPen によって文書を検査します。この機能はユーザやグループごとにことなる規約にもとづいて検査できません。そのため RedPen 1.2 以降では利用をおすすめできません。 各機能の詳しい解説は RedPen のマニュアル を参照してください。 以下 /document/validate を実際に利用してみます。

サンプル:REST API (/doument/validate)


/document/validate は以下のパラメタをもちます。
  • document で入力文書を指定します。
  • documentParser で文書のフォーマットを指定します。PLAIN、MARKDOWN、WIKI がサポートされています。
  • lang で入力文書の言語を指定します。現在 ja(日本語)と en(英語)がサポートされています。
  • format では結果のフォーマットを指定します。
  • config ではRedPenの設定を指定します。RedPen の設定ファイルの内容です。
では早速機能を使ってみましょう。今回は RedPen パッケージに同梱されている英語の設定ファイル(redpen-conf-en.xml)を利用します。以下設定ファイルの内容です。 つぎに短い入力文 (“Twas brillig and the slithy toves did gyre and gimble in the wabe”) を RedPen サーバで検査してみます。以下のコマンドで文書と設定を RedPen に投げられます。 上記の結果をみると、RedPen サーバは入力文に含まれるいくつかのエラーを報告しているのがわかります。

RedPen サーバを Heroku ボタンで構築する


上記のサンプルでは、私が Heroku 上にデプロイしたサーバを使用しました。しかし多くの人がこのサーバを利用するには 少々パワーが足りません。快適に(レスポンスタイムを少なく)RedPen サーバを利用したい場合には、各自の環境に RedPen サーバ (warファイル) をインストールして使用できます。RedPen サーバ用のファイル(redpen.war)
は自己実行ファイルになっており、Java8 がインストールされている環境では “java -jar redepn.war” のみで起動できます。
しかし RedPen サーバの起動が簡単といっても、起動後に RedPen サーバを自身で保守し続ける必要があります。 そこで RedPen は Heroku ボタンをサポートしています。数回クリックするだけで、RedPen サーバを Heroku 上に構築できます。 Heroku ボタンは RedPen のソース URL にあります。
heroku-button

Heroku Button

ボタンをクリックすると以下のページがあらわれます。
heroku-deploy

Heroku Deploy

ページにある Deploy for Free ボタンをクリックすると、数分後に RedPen サーバが構築されます。

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2015.04.30

スーモカウンター版Pepperの店頭稼働!

こんにちは、ATLの塩澤です。

2月から開発をしていた、スーモカウンター版Pepperが、4月23日に無事にリリースできました! 設置場所は、神奈川県相模原市にある、アリオ橋本2Fのスーモカウンターです。 写真 1
写真 2

実は4月17日から店頭設置し、リリース日まで周囲の光や雑音、対お客様の操作反応を見ながら、微調整を行っていました。アリオ橋本はショッピングセンターの為、スーモカウンター店舗の周囲には、多くのお店、館内放送、店頭のモニタによる雑音が多く、なかなか会話は難しい状況です。

また、部屋にこもって開発していると気がつかない事も多く、現場に出して初めて考慮ポイントを発見する事も多くあります。
Pepperが発する音声も大きすぎると商談しているお客様への迷惑になったり、周囲のテナントにも配慮が必要だったりします。更に、タブレットのゲームを操作している反応を見て、わかりにくい点、各映像、ボタンの表示タイミングの調整等、今回はとても多くの発見がありました。コンピュータに閉じた開発とは異なる考慮をする必要があり、このあたりは、実践でナレッジを蓄積していきたいと考えています。

おかげさまで、毎日多くのお客様にご来店頂いており、特に今回のターゲットであるお子様にはとてもウケが良かったのは、とても嬉しく思いました。
写真 3
写真4

お子様の反応:「楽しい」、「面白い」、「すごい」、「なんか動いてる」、「ロボットだ、Pepperだ」、「こわい」、「また、遊びたい」等

Pepperは5月10日まで店頭に設置してありますので、お近くにいらっしゃった方はぜひお立ち寄りください。

Pepper稼働スケジュール:4月23日~5月10日13:00~18:00(火曜、水曜日はお休み)
設置店舗:アリオ橋本2F スーモカウンター

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2015.04.24

第一回オープンラボを開催しました


ATLの伊藤(takahi_i)です。
今月21日、リクルートテクノロジーズオープンラボを開催しました。今回のテーマは自然言語処理です。現在までも何回か社内向けのものは開催されてきたのですが、対外的なオープンラボは初めてです。オープンラボでは2つの発表が行われました。ひとつは首都大学東京の小町守先生による発表「自然言語処理の新展開」で、もう一つは私の発表「ATLにおける自然言語処理関連技術の事例紹介」です。
今回自然言語処理をテーマにすることが決まった際、外部の発表者(専門で自然言語処理を研究している方)にもご登壇いただこうという話になりました。私がこの話を聞いた時、自然言語処理学分野で名高い小町先生にお願いしたいと考えました。とはいえ数カ月前に小町先生とお話した際、今年は忙しいという話を聞いていたので登壇してもらうのは難しいかと考えていました。無理を承知でお願いのメールを送付していたところ、今回は特例(くわしくは小町先生のブログを参照してください)として引き受けていただけました。本当にありがとうございます!

小町先生の発表


小町先生の発表では、深層学習に関する話と今後発展してゆくであろう自然言語処理のトピックについて解説されました。私もこれを期に深層学習について勉強をはじめてみるつもりです。詳しくは小町先生が公開された資料を確認下さい。

伊藤の発表



私の発表では ATL で開発してきた自然言語を処理する2つのアプリケーションを紹介しました。ひとつは RedPen で、もうひとつは LINE アカウントパン田一郎(内の対話システム)です。
ぱっとみると自然言語を入力としているという以外に共通点はありません。しかし、どちらも利用するアルゴリズムはシンプルにおさえ、はじめにシステムのポータビリティと再現性を担保するのに多くの力を注ぐという思想は似ているかなと感じています。詳しい内容については以下の資料をご確認ください。


懇親会と今後


懇親会では NLP 周りの新しいオープンソースプロジェクトについていろいろ勉強させていただき有意義な時間を過ごしました。ATLとしましては今後もテーマを変えつつ勉強会(オープンラボ)を開催する予定です。今後共よろしくお願いします。

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2015.04.08

家庭用キーレスエントリーデバイスのプロトタイプが完成しました(続報)

こんにちは、リクルートテクノロジーズ ATLでIoT関連の研究を行っている菅原です。
前回キーレスエントリーデバイス研究の報告をさせていただきましたが、その続報となります。
おさらいですが、ATLが考えるキーレスエントリーは、以下のコンセプトで研究しています。 01

特徴としては


  1. 専用キーレスキーだけではなく、通常利用しているスマートフォン(iPhone、Android)がキーレスキーとして利用できる。

  2. 設定により、キーレスキー(もちろんスマートフォンでもOK)を携帯しているだけで、ドアから遠ざかると自動施錠、ドアに近づくと自動解錠される。

  3. 遠方から、施錠状態が確認でき、施錠・解錠も操作できる。

  4. ドアには工事なしで容易に設置することができ、撤去も工事なしで容易にできる。


というものでしたが、この度キーレスエントリーのプロトタイプが完成致しましたので続報させていただきます。

キーレスエントリープロトタイプデバイスを設置した全体図

02

キーレスエントリープロトタイプデバイス拡大図

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キーレスエントリープロトタイプデバイス遠隔操作中継機図

04

では、機能紹介をさせていただきます。


1.通常利用しているスマートフォン(iPhone、Android)がキーレスキーとして利用できる

スマートフォンで稼働するキーレスエントリーキーアプリを操作することにより、キーレスエントリーキーデバイスが稼働し施錠・解錠することができます。 動作原理としては、キーレスエントリーデバイスにBluetooth Low Energy(以後BLE)で接続されたスマートフォンから送られた制御命令(この場合、施錠・解錠命令)がキーレスエントリデバイス内でシリアル通信に変換され、ドアのサムターンを回転させています。

2.キーレスキー(もちろんスマートフォンでもOK)を携帯しているだけで、ドアから遠ざかると自動施錠、ドアに近づくと自動解錠される

現状はスマートフォンアプリを起動しておく必要がありますが、その状態でスマートフォンを携帯しているだけで自動施錠、自動解錠が可能になります。 動作原理としては、BLEの電波強度により距離を計測し特定の距離で施錠・解錠するものになっています。 しきい値の設定により、より近接での操作や遠隔での操作も可能になります。

実際の稼働は、以下の通りです。




3.外出先でも通常利用しているスマートフォン(iPhone、Android)で鍵の施錠状態確認や施錠解錠を実施できる

動作原理としては、キーレスエントリーデバイスへBLEで接続された、キーレスエントリー遠隔操作中継機がインターネット経由でスマートフォンから送られた制御命令をキーレスエントリデバイスに中継することで実現しています。 現状は、キーレスエントリーデバイスとBLEで接続していますが、より広範囲に設置された複数のキーレスエントリーデバイスを中継できるようにBLE以外の通信方法を検討する予定です。

実際の稼働は、以下の通りです。




4.ドアには工事なしで容易に設置することができ、撤去も工事なしで容易にできる

設置されるドアに接着することなく設置が可能となっています。

実際に設置している状況をごらんください。




以上が、キーレスエントリープロトタイプの報告となりますが、新機能が追加できましたら再度ここで報告させていただきます。

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