RELEASE
2015.04.08

家庭用キーレスエントリーデバイスのプロトタイプが完成しました(続報)

こんにちは、リクルートテクノロジーズ ATLでIoT関連の研究を行っている菅原です。
前回キーレスエントリーデバイス研究の報告をさせていただきましたが、その続報となります。
おさらいですが、ATLが考えるキーレスエントリーは、以下のコンセプトで研究しています。 01

特徴としては


  1. 専用キーレスキーだけではなく、通常利用しているスマートフォン(iPhone、Android)がキーレスキーとして利用できる。

  2. 設定により、キーレスキー(もちろんスマートフォンでもOK)を携帯しているだけで、ドアから遠ざかると自動施錠、ドアに近づくと自動解錠される。

  3. 遠方から、施錠状態が確認でき、施錠・解錠も操作できる。

  4. ドアには工事なしで容易に設置することができ、撤去も工事なしで容易にできる。


というものでしたが、この度キーレスエントリーのプロトタイプが完成致しましたので続報させていただきます。

キーレスエントリープロトタイプデバイスを設置した全体図

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キーレスエントリープロトタイプデバイス拡大図

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キーレスエントリープロトタイプデバイス遠隔操作中継機図

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では、機能紹介をさせていただきます。


1.通常利用しているスマートフォン(iPhone、Android)がキーレスキーとして利用できる

スマートフォンで稼働するキーレスエントリーキーアプリを操作することにより、キーレスエントリーキーデバイスが稼働し施錠・解錠することができます。 動作原理としては、キーレスエントリーデバイスにBluetooth Low Energy(以後BLE)で接続されたスマートフォンから送られた制御命令(この場合、施錠・解錠命令)がキーレスエントリデバイス内でシリアル通信に変換され、ドアのサムターンを回転させています。

2.キーレスキー(もちろんスマートフォンでもOK)を携帯しているだけで、ドアから遠ざかると自動施錠、ドアに近づくと自動解錠される

現状はスマートフォンアプリを起動しておく必要がありますが、その状態でスマートフォンを携帯しているだけで自動施錠、自動解錠が可能になります。 動作原理としては、BLEの電波強度により距離を計測し特定の距離で施錠・解錠するものになっています。 しきい値の設定により、より近接での操作や遠隔での操作も可能になります。

実際の稼働は、以下の通りです。




3.外出先でも通常利用しているスマートフォン(iPhone、Android)で鍵の施錠状態確認や施錠解錠を実施できる

動作原理としては、キーレスエントリーデバイスへBLEで接続された、キーレスエントリー遠隔操作中継機がインターネット経由でスマートフォンから送られた制御命令をキーレスエントリデバイスに中継することで実現しています。 現状は、キーレスエントリーデバイスとBLEで接続していますが、より広範囲に設置された複数のキーレスエントリーデバイスを中継できるようにBLE以外の通信方法を検討する予定です。

実際の稼働は、以下の通りです。




4.ドアには工事なしで容易に設置することができ、撤去も工事なしで容易にできる

設置されるドアに接着することなく設置が可能となっています。

実際に設置している状況をごらんください。




以上が、キーレスエントリープロトタイプの報告となりますが、新機能が追加できましたら再度ここで報告させていただきます。

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2015.04.03

第1回リクルート自然言語処理ハッカソン報告

ATLの大杉です.以前公募していたリクルート自然言語処理ハッカソンの報告です. 遠方1から総勢10名の参加者が,PCPの一室に5日間引きこもって,リクルートグループの運営している、あるサービス内のニュースコンテンツと商材情報の,それらに紐付いたアクセスログ2を分析しました.
1hackathon_work
ちょっと狭かったことが反省点ですが、非常に集中できる環境が提供できたかな,と思います.
関根聡
ニューヨーク大学の関根聡先生も見学に来られました.
1hackathon_prezen
最終日はリクルートテクノロジーズ社長も含めた社員の前でプレゼンを行い,自分の分析アイデアや分析結果の素晴らしさについて語っていただきました. 1hackathon_ending
ハッカソンなので順位もつけます.最優秀賞は某電子書籍デバイス,優秀賞(テクノロジー部門,技術部門の2つ)は図書券1万円分でした.
  1. ニュース記事内の単語間の距離を計算することで,「受けるキーワードの組み合わせの生成」
  2. 高PVの記事タイトルから「受けた記事の文法構造の発見」
  3. 記事内容からPVを予測した上で,内容だけからは説明のつかない低PVの記事タイトルの特徴の考察
など,同じデータセットでもかなりバラエティに富んだ結果が生まれました. 終わってみて印象的だったのは,技術的には比較的劣っていたはずの(初めてPythonやSQLを覚えた)学部生3が,良い結果を出せていたことでした.
「今自分ができる手法」に引っ張られることがなく,何ができるのかをデータに真摯に向き合って考えたことが大きかったではないのか?と勝手に考えています.生データをどれだけしっかりと把握できていたのかは分析する上で非常に大きな要因です. 参加者も運営も,どちらも良い勉強&刺激になった良いイベントでした.携わった皆様,ありがとうございました.好評につき,近々第2回を企画したいと思います.では,またノシ

  1. 近畿を中心に,東京になかなか来れない方を優先しました.交通費,ホテル代はリクルートテクノロジーズ持ちの太っ腹仕様でした.
  2. 協力: リクルート住まいカンパニー
  3. ガチで自然言語処理の研究をしている修士の方と比較して,という意味です.プログラミング初心者などでは全くなかったです.ハッカソン期間中にすごい成長しました.

RELEASE
2015.03.18

「女子による女子のための新型ウェアラブル端末」の発表会当日

こんにちは、ATLの塩澤です。(本日は技術ネタで無いことをご了承下さい)  
3月17日(火)、ついに女子大生によるスマートアクセサリー企画のお披露目会が開催されました。
マスメディアの方とブロガーの方をご招待し、約50名での発表会とな大盛況でした。
 
会場  
   
商品を発表するのは、女子大生で、オーディエンスには20名程度の女子ブロガーが会場の雰囲気を華やかにしたことは、言うまでもありません。

発表会は女子大生1人1人が、自身が企画したアクセサリーのプレゼンを行い、その後、記者の方々による製品体験会となり、おのおのが製品を手に取り、アプリケーションの動きを確認、企画者である女子大生へのインタビューが行われました。
 
女子取材  
女子取材  
アクセサリー  
   
これまでも本ブログで紹介をしてきましたが、製品はディテールまでしっかり作られており、またデザインも発売できるクオリティに仕上がっています。記者やブロガーの方からは、「いつ発売するの?」、「いくらで買えるの?」といった、製品を評価してもらい、購入意欲がそそられたという質問も沢山頂きました。本製品がいつの日か、皆様のお手元に届けられるように検討を続けていければと考えています。

最後に、当部門の執行役員と女子大生との集合写真を撮影し、本イベントは終了となりました。とても盛況なイベントとなり、昨年夏からの苦労が報われた一時でした。最後に、このイベントにご協力頂いた全ての方に、この場を借りて、御礼を申し上げたいと思います。
 
集合写真  

当日の記者発表会の様子は、下記よりご覧頂けます。
 
 

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2015.03.16

女子大生の思い描くウェアラブルの外装デザインをデザイナーが形に・・・「私たちがプロデュース!女子大生によるスマートアクセサリー」プロジェクト


こんにちは、ATL特別プロジェクトチームです。

これまで二回、女子大生がデザインする「私たちがプロデュース!女子大生によるスマートアクセサリー」プロジェクト推進中!というプロジェクトのご紹介を行ってきました。今回はその続編をレポートします。
 デザイン案
 
  前回、女子大生が想定する利用シーンやアクセサリーの好みなどをデザイナーとすりあわせを行うシーンをご紹介しました。 デザイナーは彼女達の思いを受けとり、それらをデザインに落としていきます。 数多くのプロダクトデザインを手がけてきたデザイナー達も今回の取り組みは初めての試みで、女子大生の思い描くものを形にするのも初めてという初めてづくし。「難易度が高いけど、チャレンジのしがいがあります」とデザイナー達もそれぞれのワークに力が入ります。 さて、どんなデザインがあがってきたでしょうか?
    デザイン案
 デザイン案
 デザイン案
 デザイン案
 
  デザインはこのように、まずはラフ画であがってきました。 「かわいい!」「イメージ通り!」といった女子大生達の反応から「ちょっとイメージと違う…」「このとがった部分はニットとかに引っかかるから、丸くして欲しい」など、普段身につける装飾品ならではの反応まで様々。 ここから何度も打ち合わせを重ねて、さらにデザインを洗練させていきます。 全部で30案以上の中から、少しづつデザインが絞られていきました。   興味深かったのはリケジョの学生達の希望したデザイン。 「リケジョならではのデザインがいい!」「理系だと思わず反応しちゃうようなデザイン」「ベンゼン環とかをデザインに反映させられないですか」など、リケジョならではのデザイン要望がデザイナー達を悩ませます。
デザイン案
デザイン案
 
結果、一見するとただの装飾品のようですが、よく見ると元素記号が彫金されている六角形のベンゼン環のデザインなどリケジョ達のハートをグッとつかむデザインに。 色もそれぞれの元素記号とマッチしており、それぞれの燃焼反応とあわせた色になっているなど、隠れた”リケジョ要素”満載のデザインとなりました。   2ヶ月以上にわたって繰り返された彼女達とデザイナーの打ち合わせ。 完成されたデザインを3Dデータにおこし、ここからモックアップの製作に入りました。 どのような完成系になるのか・・・   その姿は、明日メディア向けに公開されます!

公開と同時に、完成デザインが見られる特設サイトもオープン予定。メディア向け公開の様子も改めてレポートするので乞うご期待です。
 

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2015.03.12

プロジェクトデザイナーと女子大生がデザインについて真剣な議論・・・「私たちがプロデュース!女子大生によるスマートアクセサリー」プロジェクト


こんにちは、ATL特別プロジェクトチームです。

前回、女子大生がデザインする「私たちがプロデュース!女子大生によるスマートアクセサリー」プロジェクト推進中!という記事を公開しましたが、今回はその続編になります。 現役の女子大生が、自分達が「日常的に使いたいと思うウェアラブルデバイスの外装デザインを考える」このプロジェクト、今回はその様子をお伝えしたいと思います。
外装デザイン
 
まず、デザイナーとミーティングを繰り返し、自分達が思い描くデザインのイメージを固める作業を行っています。 彼女達いわく、「アクセサリーはその日の服装や気分、出かける先によっても変わってくる」とのこと。 バリエーションを楽しむのもアクセサリーの楽しみ方の一つで、これまでのウェアラブルデバイスについては「いつも同じデザインだからそもそも毎日着けたくない・・・」との声も聞かれました。 スポーツ用のウェアラブルなどは利用するシーンが決まっているので問題無いようですが、やはり日常的に使う物については選ぶ楽しみも大事な要素です。 自分達が使っているアクセサリーなどを実際に持ち寄り、また普段読む雑誌や良く行く場所などをデザイナーとすりあわせてイメージを固めて行きます。
 ミーティング1  
 ミーティング2
 ミーティング3
 
リケジョの大学生達はまた少し違う会話がされています。 彼女達は多くの時間を学校や研究室で過ごし、オンとオフの境目がはっきりしています。特に人によっては学校では白衣を着ていることも多く、アクセサリーも制限されることもしばしばです。 彼女達は「用途」にもフォーカスし、”実験中でも、大事な連絡があった時だけ通知が受けたい”など、リケジョならではの使い方の話も出ました。長髪の人は髪をしばる必要もあり、そんな学生からはシュシュの形をしたウェアラブルの提案がなされました。オシャレに、目立たないように、でも実用的に。 彼女達が思い描く新しいウェアラブルデバイスの利用の仕方が少しづつ形になっていきます。
アイデア出し1  
アイデア出し2
アイデア出し3
 
  デザイナーは彼女達の思いを受けとり、ラフスケッチとしてイメージを提出して彼女達とさらにすりあわせを進めていきます。どんなデザインがあがってくるでしょうか? その様子はまた次回レポートいたします。


 

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