こんにちは、ATLの別府です。
IoT TECH EXPOでのデモに向けた準備も無事に終わり、いよいよ当日を迎えました。

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(上:会場入り口の看板 下:私たちのブース)

展示ブースでは、プロダクト(まもなく公開予定のSDK)の説明、PVの紹介、デモの実施をセットで行いました。ブースに来ていただいた方の多くはメーカーやデベロッパーの人でした。さらには、日本の某自動車メーカーの欧州研究拠点の人も来てくださっていました。「どのようなプラットフォームに対応しているのか」「セキュリティに関してはどうなっているのか」という質問が予想通り多かったです。

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(CTOが説明中)

そしてデモはエラーが出ることもなく無事成功!
CTOは「100%上手くいった!」とチームメンバーにslackで共有していました。

OSSとして公開

今回、私はフロントエンドを担当しており、WebBluetoothAPIを利用した部分です。
この機能はHigh Mobilityが提供するプラットフォームの一部であり、開発当初からOSSのライブラリとして公開することを目標に進めてきました。
公開に向けた一つのマイルストンであったデモを成功させることができ、いよいよライブラリとして公開する段階となりました。

Bluetooth Websocket API
https://github.com/highmobility/bluetooth-websocket-api

このライブラリを利用することで、ブラウザからBLEデバイスを操作することが可能になります。従来は、BLEデバイスを操作するために、AndroidやiOSのアプリケーションを作成する必要がありましたが、ブラウザから操作できるようになるため、javascriptのみでアプリケーションを作成できるようになります。
また、サーバサイドと連携する機能も実装しており、認証をはじめとるする複雑なデータフローを実行することが可能になります。
サーバとの通信はWebSocketを利用しており、現状ではElixirのPhoenixFrameworkのみ対応していますが、今後はSocketIOやIFTTTなどにも適用させていく予定です。Phoenixを利用したサーバサイドのサンプルもあわせて公開しているのでよければご覧ください。

Bluetooth Websocket Server
https://github.com/highmobility/bluetooth-websocket-server

(おまけ) ブース紹介

せっかくなので、IoT TECH EXPOでの他のブースもご紹介します。

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こちらはSAMSUNGのブース。GearVRというヘッドマウントディスプレイでVRのジェットコースターを体験できます。せっかくなので体験してきましたが、バーチャルとは思えないほどのリアリティでした。映像の中でジェットコースターが曲がる度に、私の体も傾き、急降下する時には思わず声を出してしまうほどの没入感でした。

他にも、WeMakeVRというスタートアップは、360°の新感覚な3Dミュージックビデオを世界で初めて企画・製作しており、VRによる新しい音楽体験の可能性を感じました。

個人的にはこのPlaybrushというプロダクトがお気に入りです。
市販の歯ブラシに取り付けるだけで、歯ブラシをゲームのコントローラーに変えてしまうガジェットです。

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歯磨きの動きに応じてスマートフォン上のゲームを操作できるようになります。そのため、子どもが、楽しみながら適切な回数・時間・方法で歯磨きをする習慣付けをサポートしてくれます。クラウドファンディングサービスのKickstarterで支援を募った時には、目標額の35,000ポンドを上回る40,192ポンドが集まったようです。
ブースにいたCEOに、「自分に子どもが生まれたら是非使ってみたい」と伝えると、プロダクトの割引券をくれました。

続いてはRutronikのブースです。
スタートアップではなく、ヨーロッパでの電子部品市場のシェア第3位にランクインしている販売代理店です。RUTRONIK SMARTというネーミングで、センサ・ワイヤレス部品・マイクロコントローラ・電源管理・機器の安全管理を、一括管理できるIoTソリューションを提供しています。

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また、IDA Ireland(アイルランド政府産業開発庁)のブースがあり、企業のアイルランドへの事業展開のサポート実績を紹介していたりもしました。この時初めて知ったのですが、アイルランドでは政府が積極的にIoTの研究開発に取り組んでいるようです。

参考:アイルランドにみるビッグデータとセキュリティの世界動向 (1/3)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1411/05/news003.htmes/1411/05/news003.htm

他にも

Skysense ドローン用の充電基地を提供(過去にはリクルートテクノロジーズとプロジェクトも実施しています。)

DEVELCO スマートホーム用のワイヤレスキットを提供

といったブースがありました。

印象としては、VRとB2B向けに開発SDKや分析ソリューションを提供するスタートアップが多かったです。
IoTというキーワード自体は、すでに、ITと同様に広い世界を指す言葉になっており、多種多様の領域に事業が展開できるため、各領域でプラットフォームになることを目指しているところが多く見受けられました。

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