NFCを活用した実証実験として、Tokyo Photo 2012にて展示補助ツールの導入と実験を行います。

リクルート アドバンスドテクノロジーラボでは、様々な研究開発を行なっています。

TokyoPhotoで利用する、カードタイプのNFCタグ

このうちNFCを活用する実証実験の場として、Tokyo Photo 2012にて技術提供を行い、展示補助ツールの制作と導入を行います。近距離無線通信技術であるNFC(Near Field Communication)を使った新しいライフスタイルの創造を目指したプロジェクトです。 NFCの最大の特徴である、近距離無線通信だからこそ実現できる”触れる”という行動を起点として、展示場内~WEBでのプロモーションを限りなくシンプルで人間らしい形にて実現することを目指します。 また、NFCを効率的に活用できない原因の一つとして、NFC搭載デバイスが普及していない問題がよく挙げられます。Tokyo Photo2012では、NFCタグ内蔵のカードを配布する事で、”もし、全ての人がNFC IDを有しているデバイスを持っていたら、どういった事が実現できるのか”を検証します。 同時に、O2O(online to offline / offline to online)の取り組みとして、会場内で行われるアクションがFacebookなどを通してオンラインへ展開される事を期待した設計を行いました。このため、出来る限りの技術要素をいわゆるWEB系エンジニアの要素技術で実現できるように工夫しています。 今回のために制作した会場に設置するNFC読み取り端末には、Beagle BoneにUbuntuをインストールした環境を用意しました。これらの環境の上で、LEDの点滅制御やNFCリーダーの読み取り制御を行なっています。また、LEDの点滅制御やアナログ入出力の制御、NFCリーダーの読み取り制御をRubyを用いて行うことにより、一般的なWEBエンジニアの技術だけでも、物理的な仕掛けをも構築できる事を確認していただけます。 NFCがよく引き合いに出されるO2Oの文脈において、一般的なWEBエンジニアの技術だけでも物理的なレイヤにおける構築に絡んだ何かを実現出来る事で、今後、より一層のNFCを用いた可能性が広がることを期待しています。